2017年09月13日 シティーラインにじいろ保育園
消防局救命講習にいってきました
昨日、福岡市消防局救命講習の普通救命講習Ⅲ(小児や乳幼児に対する心肺蘇生を中心とした内容を学ぶコース)に職員3人で参加してきました。
こちらは消防署で開催されている講習であり、実践が主な講習でした。
福岡市の人口約160万人に対して、消防車は何台あるかご存知でしょうか。
なんと、29台しかないようです。119番をしてから到着するまでの平均時間は約7分。
色々なお話をリアルな数字で伺うと、とても危機感が増しました。
万が一がないように保育には勤めておりますが、災害等万が一がないと言い切れることはない状況で保育を行っているものとして、非常に貴重な講習でした。
主に心肺蘇生、異物除去についてお話、実践がありました。
心肺蘇生では、救急車が来るまでの流れ、胸骨圧迫(心臓マッサージ)の仕方、人工呼吸、AEDまでみっちりさせて頂きました。
心肺蘇生では5歳児をイメージした人形で行いました。その後、乳児用でもさせていただきました。
異物除去方法も乳児と幼児では違う方法になるので注意が必要でした、3歳児でも口は小さいように感じますが、トイレットペーパーの芯くらいのものだと器官に入り詰まらせてしまうとのことでした。
実際に一通りやってみると救急車がくるまでの7分がすごく長く感じられたり、胸骨圧迫の加減など知識だけではわからなく実践して初めてわかることがたくさんあり、非常に貴重な研修となりました。
万が一に備えて、にじいろ保育園では全スタッフ順番にこちらの研修に参加することにいたしました。これからも外部研修に積極的に参加し、安心安全な保育運営を行っていきたいと思います。